──自叙伝から読み解く、昭和の建設と今につながる思い
進藤建設の創業者・進藤繁の自叙伝を読み返していると、今もなお多くの人に親しまれている
「富士屋ホテル」の建設に関わったエピソードが記されていました。
あの有名なホテルと、創業者が実際に関わっていたという事実に、思わず胸が熱くなります。
名門ホテルの現場に立った若き日の創業者
昭和十年、工学院を卒業した繁は富士屋ホテルの建設現場に携わります。
当時は鉄筋コンクリート造が建築の主流として広まりはじめた頃。まだ若かった繁は夜学に通いながら、昼間は現場で汗を流す生活を続けました。
そこには、ただ図面通りに建物をつくるのではなく、人との出会い・励まし・厳しさと温かさが交錯する現場がありました。
富士屋ホテルの御主人・山口氏に食事へ招かれたり、「語学が必要だ」と学びの重要性を説かれたり。一人の若者として大きな影響を受けたことが、手記からも伝わってきました。
時代を超えて伝わるもの
当時の現場は、決して楽では無かったことが手記から読み解けます。
今ほど建築を体系的に学ぶ環境も整っていないなかで、現場に入っては未熟さを痛感し、苦労を重ねながらも「仲間に支えられて有難い」と綴る姿勢が印象的でした。
厳しい時代を生き抜く中で、人と人のつながりが力になることを示しています。
これは建設業界に限らず、現代にも通じる学びです。どんなにテクノロジーが進んでも、最後に現場を支えるのは「人」なのだと改めて気づかされます。
そんな創業者が築いた会社
進藤繁の自叙伝に出てくる富士屋ホテルのエピソードは、進藤建設のルーツを知るうえで、とても象徴的だと思いました。
華やかな建物の裏側で、地道に、誠実に、目の前の仕事と向き合う。
その姿勢が脈々と受け継がれて、今の進藤建設があるのだと改めて感じます。
おわりに
富士屋ホテルという誰もが知る建物に創業者が関わっていた。
その事実は、私たちの会社が持つ「歴史の重み」と「信頼の積み重ね」を象徴しています。
建築は形に残る仕事。その一つひとつに、人の想いや努力が刻まれている。改めて、そんな建設の魅力をお伝えしたいと思いました。
そんな創業者の想いを受け継ぐ現場で、私たちと一緒に未来を築きませんか?



